ウワバミソウ |
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山菜・野草のウワバミソウはイラクサ科に属する多年生草本で、ミズナ、ミズなどともいい、各地の山地、湿地に群生しています。
ちなみに、この「ウワバミソウ」という名は、昔、ウワバミ(大蛇)が消化剤にこの草を食べていたことからつけられています。
草丈が30〜60cmで、茎が赤く、葉は互生し、6月ごろ、白い小さな花を咲かせます。
調理としては、茹でた茎と塩昆布との和え物、種実「ミズダマ」の塩漬、若葉のてんぷらなどにします。
また、乾燥させて粉にした「ミズ粉」をご飯のふりかけ、茶漬けにしたり、茎を細かく切り、包丁の背でたたいて、酢醤油でいただいたりします。
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このページ記載の「ミズナ」は、山菜・野草のものですので、野菜の「ミズナ」については、野菜類の「京菜」のページをご覧ください。 |
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多年生植物とは、二年以上にわたって生存する植物。 |
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草本は、茎が概して軟らかく、毎年冬になると地上部は枯死しますが、地下部が越冬し春に芽を出します。 |
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互生(ごせい)とは、植物の葉が、一つの節に一枚ずつ生じ、互いに方向を異にしていることをいいます。 |
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