とうがらし

食品の豆知識「とうがらし」のページ

食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
 食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編 トップページ > 野菜類 ア〜タ行 > とうがらし

食品の豆知識「とうがらし」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「とうがらし」のページでは、とうがらしの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

トウガラシ、とうがらし、唐辛子、ナス科

*****
ー スポンサードリンク −


とうがらし
 とうがらし(唐辛子)はナス科に属し、アメリカ熱帯地方が原産で、南ばんコショウ、高麗コショウともいいます。

8〜10月ごろ採取され、サヤの細長いもの、短くて大きいもの、また、赤色のもの、黄色のものなどあります。

また、甘味が強く辛味のないもの(ピメント、パプリカ、ピーマン(細長いものはシシトウ))と辛味の強烈なものとがあります。

なお、辛味成分は、カプサイシン、また、成熟して赤くなるのは、カプサンチンによるものです。

栄養(果実)としては、ビタミンA、Cが多く、ビタミンAを(640μg/100g中)(乾したものは1500μg/100g中)、ビタミンCを(120mg/100g中)含んでいます。

葉も、タンパク質、ビタミンとも比較的豊富です。

調理(用途)としては、辛味種は、生のまま、または、きざんで粉末にし、それぞれ香辛料として各種料理に用います。

また、防腐性があるので、カビその他の防腐剤としても利用されます。

一方、甘味種は、野菜として、サラダ、煮物、炒め物、揚げ物などにしていただきます。

香辛料、調味料の「唐辛子」のページを参照。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
96 3.9 3.4 16.3 10.3
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 7700 0 9.1 27
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.14 0.36 1 0 41
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
3.7 0.95 120
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
6 760 20 42 71

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
2 0.5 0.23 0.27
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : とうがらし


たかのつめ 唐辛子

メニュー

*****
ー スポンサードリンク −



【索引ページ】



[PR]
ジーンズ色いろ 栄養管理&食品 病気とからだナビ 暮し生活のアイディア
病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ 呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ 皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。 当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) 食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編 All Rights Reserved