唐辛子

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「唐辛子」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「唐辛子」のページでは、唐辛子の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

トウガラシ、とうがらし、唐辛子、ナス科

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唐辛子
 唐辛子(トウガラシ)はナス科に属し、熱帯アメリカが原産で、辛味種とピーマンのような甘味種に大別されます。

香辛料としては、タカノツメ、ナガミトウガラシ、ヤツフサ、トラノオなどが種子とともに使われます。

これらは、ふつう、熟すと赤色で細長くなります。

栄養としては、ビタミンA、ビタミンCが多く、また、辛味成分としては、カブサイシンが含まれています。

用途としては、辛味種のものは、粉末にしたものを、そば、うどん、汁物などにふりかけたり、そのまま、あるいは、きざんで、漬物(キムチ)、各種ソース、ケチャップなどに用います。

甘味種のものは、野菜として各種料理に利用します。

ちなみに、七味唐辛子は、唐辛子、胡麻(ごま)、山椒(さんしょう)、麻の実(あさのみ)、陳皮(ちんぴ)、けしの実、菜種などを砕いて混ぜたたものです。

野菜類の「とうがらし」のページを参照。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】((香辛料)粉)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
419 16.2 9.7 66.8 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 8600 0 0 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.43 1.15 0 0 0
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
11.3 0 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
4 2700 110 170 340

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
12.1 2 1.2 0
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : とうがらし


七味唐辛子 唐辛子 と 麻の実 山 椒

白胡麻 と 黒胡麻 罌粟の実と陳皮(ちんぴ、ミカンの皮)

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