唐辛子(トウガラシ)はナス科に属し、熱帯アメリカが原産で、辛味種とピーマンのような甘味種に大別されます。
香辛料としては、タカノツメ、ナガミトウガラシ、ヤツフサ、トラノオなどが種子とともに使われます。
これらは、ふつう、熟すと赤色で細長くなります。
栄養としては、ビタミンA、ビタミンCが多く、また、辛味成分としては、カブサイシンが含まれています。
用途としては、辛味種のものは、粉末にしたものを、そば、うどん、汁物などにふりかけたり、そのまま、あるいは、きざんで、漬物(キムチ)、各種ソース、ケチャップなどに用います。
甘味種のものは、野菜として各種料理に利用します。
ちなみに、七味唐辛子は、唐辛子、胡麻(ごま)、山椒(さんしょう)、麻の実(あさのみ)、陳皮(ちんぴ)、けしの実、菜種などを砕いて混ぜたたものです。
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