ノブキ(野蕗)はキク科に属する多年生草本で、湿地に自生していますが、栽培も行われています。
但し、栽培は日本だけです。(「フキ」のページ)
なお、このノブキは、精油を含んでいて、苦味と芳香があります。
調理としては、葉柄(ようへい)を皮剥きし、灰汁または重曹を入れた湯のなかで茹でて、アク抜きした後、佃煮、旨煮、和え物(味噌和え)、漬物などにしていただきます。
また、若い花茎「フキノトウ」(3〜5月ごろの花の蕾(つぼみ)は、おひたし、和え物、天ぷら、佃煮などにして賞味します。
なお、佃煮として「キャラブキ」が広く知られていますが、これは、ノブキを一旦塩蔵したものを用い、塩出し後、醤油、砂糖などを加えて煮詰めたものです。
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