メカイアワビ(メガイアワビ)は古腹足目、ミミガイ科の巻貝で、房総半島以南の水深20〜30m程度の潮通しの良い岩礁に生息し、アラメ、ワカメ、カジメなどの海藻をエサにしています。
殻が比較的薄く、殻長が20cm程度で、丸みをおびた形をしています。
また、殻の凹凸が比較的少なめで、殻の呼水孔(吸水孔)が、4〜5個あります。
産卵期は11月ごろで、旬は夏です。
調理としては、肉質が柔らかく火を通すと甘みが増すため、酒蒸し、煮付け、鉄板焼き(塩、醤油、バター風味)などにしていただきます。
加工品としては、干しアワビ「明鮑」に利用されます。
特に、身が柔らかいので、「灰鮑」より「明鮑」に適しています。
ちなみに、「明鮑」は、「灰鮑」より上等品になります。
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