ジュンサイ |
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野菜類のジュンサイ(蓴菜、順才)は、ハゴロモモ科(ジュンサイ科、スイレン科)に属し、各地の古い池沼に自生する宿根多年生草本の水草ですが、栽培も行われていて、多くは秋田県三種町で生産されています。
食用部分は、水中に深くある淡緑褐色の新葉、新茎、花のツボミを用います。また、5〜6月につみとったもので、葉の長さが4〜5cmのものを利用します。
ちなみに、このジュンサイは、茎と葉の背面に、寒天のような粘液を分泌します。新葉ほど粘質物が多くあります。
調理(用途)としては、酢の物、吸い物、おひたし、汁物、また、酢漬、水煮(瓶詰)などに用います。
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山菜・野草類の「ジュンサイ」のページを参照。 |
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宿根草とは、多年草のうち、冬期に地上部だけが枯死して休眠し、春に再び生長するものをいいいます。 |
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多年生植物とは、二年以上にわたって生存する植物。 |
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草本は、茎が概して軟らかく、毎年冬になると地上部は枯死しますが、地下部が越冬し春に芽を出します。 |
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