わさび(山葵)は、アブラナ科に属する多年生草本で、東洋が原産です。
山地のきれいな冷水が流れるところで栽培され、肥大した根茎には、特有の辛味、香味があり、香辛料、漬物として利用されています。
また、茎葉(けいよう=茎と葉)にも辛味があり、同じく食用として使われています。
主に、静岡県、長野県、島根県などでみられます。
なお、乾燥粉末は、湿度と気温の影響により気が抜けてしまうので、しっかり密閉して保管し、できるだけ早く使いきるようにします。
調理(用途)としては、生わさびはおろして、粉わさびは水で溶いて、刺身、すし、日本そばなどの薬味として利用します。
また、子いもと茎を酒粕に漬けた「わさび漬」などの漬物にも利用します。
ちなみに、西洋わさび「ワサビダイコン」は、日本では、主に粉わさびの原料として利用されています。
|