ワケギ |
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ワケギ(分葱)はヒガンバナ科に属するネギの変種で、科葱、慈葱、大宮葱、冬葱ともいいます。
ネギに比べ耐寒性が弱く、寒冷地には不向きなため、主に広島県で栽培されています。
8〜9月ごろ植え、翌年3〜4月ごろまで盛んに育ちます。
ただ、5月に入ると、鱗茎をつくって夏まで休眠に入ります。
ちなみに、この「ワケギ」は、ネギと違って根元から分け取るので、この名がつけられています。
ネギよりも穏やかな香りと上品な風味をもっています。
調理としては、みじん切りにして、薬味として用いたり、また、煮物、刺身のつま、和え物(酢味噌和え)などにしていただきます。
なお、このワケギの類で、「エシャロット(シャロット)」という西洋野菜がありますが、このエシャロットは、さわやかな香味があるので、白い鱗茎の部分を、そのまま味噌やマヨネーズを添えていただきます。
また、料理の付け合せ、サラダ、魚料理の香り付けなどにも利用します。
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鱗茎(りんけい)とは、短い茎の周囲に生じた多数の葉が養分を貯えて多肉となり、全体に丸みのある形になったものをいいます。 |
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【主な栄養素】 わけぎ 葉、生 |
エネルギー
(kcal) |
タンパク質
(g) |
脂 質
(g) |
炭水化物
(g) |
食物繊維
(g) |
30 |
1.6 |
0 |
7.4 |
2.8 |
β-カロテン当量
(μg) |
レチノール活性当量
(μg [μgRAE]) |
ビタミンD
(μg) |
ビタミンE
(mg) |
ビタミンK
(μg) |
2,700 |
220 |
0 |
1.4 |
170 |
ビタミンB1
(mg) |
ビタミンB2
(mg) |
ナイアシン
(mg) |
ビタミンB6
(mg) |
ビタミンB12
(μg) |
0.06 |
0.1 |
0.3 |
0.18 |
0 |
葉 酸
(μg) |
パントテン酸
(mg) |
ビタミンC
(mg) |
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120 |
0.21 |
37 |
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ナトリウム
(mg) |
カリウム
(mg) |
カルシウム
(mg) |
マグネシウム
(mg) |
リ ン
(mg) |
1 |
230 |
59 |
23 |
25 |
鉄
(mg) |
亜 鉛
(mg) |
銅
(mg) |
マンガン
(mg) |
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0.4 |
0.2 |
0.04 |
0.23 |
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※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり) ※ 「Tr」は、微量を表す。 |
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エシャロット
(西洋ワケギ) |
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