ワケギ

食品の豆知識「ワケギ」のページ

食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
 食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編 トップページ > 野菜類 ナ行〜 > ワケギ

食品の豆知識「ワケギ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ワケギ」のページでは、ワケギの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ワケギ、わけぎ、分葱、ヒガンバナ科

*****
ー スポンサードリンク −


ワケギ
 ワケギ(分葱)はヒガンバナ科に属するネギの変種で、科葱、慈葱、大宮葱、冬葱ともいいます。

ネギに比べ耐寒性が弱く、寒冷地には不向きなため、主に広島県で栽培されています。

8〜9月ごろ植え、翌年3〜4月ごろまで盛んに育ちます。

ただ、5月に入ると、鱗茎をつくって夏まで休眠に入ります。

ちなみに、この「ワケギ」は、ネギと違って根元から分け取るので、この名がつけられています。

ネギよりも穏やかな香りと上品な風味をもっています。

調理としては、みじん切りにして、薬味として用いたり、また、煮物、刺身のつま、和え物(酢味噌和え)などにしていただきます。

なお、このワケギの類で、「エシャロット(シャロット)」という西洋野菜がありますが、このエシャロットは、さわやかな香味があるので、白い鱗茎の部分を、そのまま味噌やマヨネーズを添えていただきます。

また、料理の付け合せ、サラダ、魚料理の香り付けなどにも利用します。

鱗茎(りんけい)とは、短い茎の周囲に生じた多数の葉が養分を貯えて多肉となり、全体に丸みのある形になったものをいいます。

【主な栄養素】 わけぎ 葉、生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
30 1.6 0 7.4 2.8
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
2,700 220 0 1.4 170
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.06 0.1 0.3 0.18 0
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
120 0.21 37
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1 230 59 23 25

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.4 0.2 0.04 0.23
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。


エシャロット
(西洋ワケギ)

メニュー

*****
ー スポンサードリンク −



【索引ページ】



[PR]
ジーンズ色いろ 栄養管理&食品 病気とからだナビ 暮し生活のアイディア
病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ 呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ 皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。 当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) 食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編 All Rights Reserved