うずらの卵

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食品の豆知識「うずらの卵」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「うずらの卵」のページでは、うずらの卵の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ウズラノタマゴ、うずらのたまご、鶉の卵

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うずらの卵
 うずらの卵は、鶏卵に比べて形が小さく、濃厚で味が良いとされています。

また、栄養価値が高いということで、病人などにも賞用されています。

成分は、鶏卵とほどんど差がありませんが、ビタミンAやビタミンB2は、鶏卵より多く含まれています。

ちなみに、ビタミンAは、皮膚や内臓、目の粘膜を強化したり、免疫細胞の働きを活性化します。

ビタミンB2は、美容のビタミンともいわれ、健康な皮膚、髪、爪をつくり、エネルギー代謝を促進させる働きをもっています。

また、鉄も豊富に含まれているので、造血や貧血の予防に効果があります。

調理(用途)としては、そばつゆに添えたり、茹でて、サラダ、串揚げ、また、弁当のおかずに利用します。


【主な栄養素】 うずら卵 全卵、生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
179 12.6 13.1 0.3 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
16 350 2.5 0.9 15
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.14 0.72 0.1 0.13 4.7
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
91 0.98 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
130 150 60 11 220

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
3.1 1.8 0.11 0.03
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。



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