ウミタナゴ |
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ウミタナゴ類はウミタナゴ科の魚類で、ウミタナゴ(別名タナゴ)とやや小型のオキタナゴがみられます。
このうち、ウミタナゴは、北海道南部以南の各地の沿岸に分布し、胎生魚で、体長は25cm程度になります。
また、すむ場所により体色が異なり、岸の近くのものは青味をおびた銀色をし、少し沖にいるものは赤味がかっています。
一方、オキタナゴは、日本の中部以南の各地の沿岸に分布しています。
体長は、ウミタナゴよりやや小型で15cm程度です。
なお、「ウミタナゴ」は、川にすむタナゴに似た形をしているため、区別する意味で、この名がつけられています
また、9月ごろが美味しいといわれ、特に、東北、裏日本では美味な魚とされています。
調理としては、小骨が多いですが、煮付け、照り焼きなどにします。
また、惣菜魚としても利用されます。
ちなみに、このウミタナゴの胎児は人間とは逆になっていることが多いため、和歌山、島根では、「逆子を持つ」といって妊婦に食べさせることを嫌がりますが、青森あたりでは、上等魚として、特に妊婦に薦めるようです。
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ウミタナゴ |
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