ウコギ |
|
|
ウコギはウコギ科に属する落葉低木(灌木)で、中国が原産です。
山野の雑木林や荒地などに自生し、4〜6月ごろ、若芽を摘んで食用にします。
なお、「五加皮(ごかひ)」といわれる根皮には、種々の脂肪酸が含まれていて芳香があります。
また、新芽も特有の香気と、少し苦味があります。
調理としては、茹でて、和え物、おひたし、佃煮、また、きざんで塩を加えて「うこぎ飯」などにしていただきます。
他に、ウコギ茶、ウコギ酒、五加皮酒などに利用されます。
ちなみに、「五加皮酒」は、根皮の煎汁に、麹、飯を加えて醸造した薬酒です。
生薬としての「五加皮(ごかひ)」(丸い管状)は、根を水洗いして皮をはがし、天日で乾燥させたものです。
|
※ |
灌木(かんぼく=低木)とは、通常、ヒトの身長以下の高さの樹木をさします。主幹と枝との区別がはっきりせず、多くが根もとから多くの枝に分かれています。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|