チョウザメ |
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チョウザメは、チョウザメ目チョウザメ科の魚で、体長が1.5〜3m程度になります。
このチョウザメの卵巣の塩蔵品「キャビア」は、世界の三大珍味の一つとしてよく知られていますが、その肉も、欧州、中国などでは食用に利用されます。
ただ、日本ではあまり利用されず、現在、限られた地域でのみ養殖が行われています。
ちなみに、欧米諸国では、「キャビア」と同じ製法を、サケ、コイ、タラなどに利用しています。
キャビアの製法には2種類ほどありますが、一つは、水分を十分取り除いた後、8〜10%の食塩をまぜて容器に入れ、密封して熟成させる方法と、もう一つは、飽和食塩水に数分間漬け、その後、圧搾し卵粒を潰して、容器に詰める方法になります。
調理としては、クセがなく淡白な味を活かし、刺身、酢の物(マリネ)、湯引き(酢味噌)、天ぷら、唐揚げなどにしていただきます。
ところで、この「チョウザメ」の呼び名は、鮫によく似ていること、また、鱗が蝶に似ていることから、このようにつけられています。
ただ、鮫ではなく、古代魚です。
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(イメージ図) |
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