ツキヒガイ |
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ツキヒガイはイタヤガイ科の二枚貝で、房総以南、瀬戸内海、九州、沖縄の沿岸の水深10〜50mの砂泥地に生息しています。
殻の大きさは、10cm程度で、殻の形はホタテガイに似ていますが、殻の表面の放射線状の隆起した筋(肋)がなく、平滑で光沢があります。
ちなみに、この「ツキヒ貝」は、貝の学名に「japonica」の名がつけられた最初の貝として知られています。
また、この貝は、片方の殻が赤褐色、もう一方が黄白色ですが、これを月と太陽(日)にみたて、「月日貝(ツキヒガイ)」という呼び名がつけられています。
旬9〜11月で、調理としては、ホタテガイと同じように、主に貝柱の部分を生食にし、刺身、酢の物、すしネタ、焼き物(つけ焼き)、フライ、スープ、ムニエル、酒蒸し、旨煮、鍋物などにしていただきます。
また、殻のままあぶり焼き(塩、醤油、バター風味)にしていただくこともあります。
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