漬物は、もともと、有史前に野菜類を海水で貯蔵していたのがはじまりで、以来、野菜以外に果実、肉類、魚介類などを、塩、醤油、味噌、酒粕、砂糖などに漬け込んで貯蔵するようになりました。
日本でも、古くから家庭を中心に、特に寒冷地域で、冬期の貯蔵食糧として盛んに漬けられていました。
明治以降工業化され、現在、漬物の種類は500種類を超えると推測されます。
なお、この漬物を、漬床に用いる材料から大別すると、「ぬか漬」、「味噌漬」、「塩漬」、「酢漬」、「醤油漬」、「粕漬」、「もろみ漬」、「麹漬」、「からし漬」、「砂糖漬」などに分けられます。
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