トビウオ

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食品の豆知識「トビウオ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「トビウオ」のページでは、トビウオの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

トビウオ、とびうお、飛魚、トビウオ科

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トビウオ
 トビウオはトビウオ科の魚で、トビウオ類としては30種類ほど(日本近海)存在しますが、いずれも暖海性の回遊魚で、南日本から台湾にかけて多くみられます。

体の上部が濃い青紫色をし、腹側は白っぽく、胸びれが長い魚で、体長が30cm程度になります。

山口、福岡、長崎では「アゴ」、東京では「トビ、トビウオ」などとよんでいます。

飛ぶ魚なので、内臓が小さく、そのため鮮度が落ちにくいとされています。

調理としては、淡白な味を活かし、塩焼き、フライなどにしていただきます。

また、惣菜用として塩焼き、魚団の付け焼などに利用します。

他に、トビウオの卵を「すしネタ」の材料に使うこともあります。

加工品としては、干物、かまぼこの原料などに利用します。

なお、加工品に「焼アゴ」、「塩アゴ」がありますが、「焼アゴ」は串打ちして焙乾し、縄で連結したもので、一方、「塩アゴ」は振り塩をして、水洗い、乾燥後、同じく縄で連結したものです。


【主な栄養素】 とびうお 生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
96 21 0.7 0.1 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 3 2 2.3 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.01 0.1 7.1 0.47 3.3
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
8 0.42 1
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
64 320 13 37 340

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.5 0.8 0.06 0.01
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。





丸干し トビウオのくさや

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