チーズ

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「チーズ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「チーズ」のページでは、チーズの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

チーズ、ちーず

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チーズ
 チーズは乳のタンパク質であるカゼインをレンネットや乳酸菌のはたらきによって凝固させ、圧搾して、酵素や微生物の作用で熟成させてつくったものです。

多くは牛乳からつくりますが、ヤギ、羊などの乳からもつくられています。

なお、チーズは、原料または製造方法の違いにより、その種類が多く、世界中では1000種類以上といわれています。

品質としては、風味、臭気、感触、外観、組織、色相などを検査対象にしていますが、概ね、苦味、異味、異臭がなく、なめらかで、よく熟成し、味に深みがあるものが良いとされています。

栄養面からみると、乳に含まれるタンパク質、脂肪、また、ミネラル、ビタミンなど濃縮した形で含んでいますので、とても高い栄養価があります。

チーズの栄養について

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(プロセスチーズ)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
339 22.7 26 1.3 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
240 230 0 1.1 2
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.03 0.38 0.01 3.2 27
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0.1 0.14 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1100 60 630 19 730

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.3 3.2 0.08 0
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : チーズ



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