チーズは乳のタンパク質であるカゼインをレンネットや乳酸菌のはたらきによって凝固させ、圧搾して、酵素や微生物の作用で熟成させてつくったものです。
多くは牛乳からつくりますが、ヤギ、羊などの乳からもつくられています。
なお、チーズは、原料または製造方法の違いにより、その種類が多く、世界中では1000種類以上といわれています。
品質としては、風味、臭気、感触、外観、組織、色相などを検査対象にしていますが、概ね、苦味、異味、異臭がなく、なめらかで、よく熟成し、味に深みがあるものが良いとされています。
栄養面からみると、乳に含まれるタンパク質、脂肪、また、ミネラル、ビタミンなど濃縮した形で含んでいますので、とても高い栄養価があります。
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