タマゴタケ |
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タマゴタケ(卵茸)は、毒菌の多いテングタケ科に属していますが、この「タマゴタケ」は、夏から秋に、椚(くぬぎ)などの広葉樹林や針葉樹林内に生える無毒の食用キノコです。
その林野の地中にあるときは、菌体が被膜の中にあり、それが卵の黄みのようにみえることからこの名がつけられています。
このタマゴタケは、地中で被膜を脱して傘状に開きますが、その成熟した菌傘(きんさん)は、朱紅色で放射状の模様があり、径が9cm程度になります。
また、菌柄が黄色と紅色のまだら模様で、襞(ひだ)と石付き(根元)に白色のツボ(袋状)をもっています。
ヨーロッパでは「皇帝キノコ」として珍重されていますが、日本ではあまり利用されていません。
調理としては、吸い物、和え物、煮物、炒め物、天ぷら、鍋物などにしていただきます。
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菌傘(きんさん)とは、きのこの傘(かさ)の部分です。 |
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