高菜

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「高菜」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「高菜」のページでは、高菜の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

タカナ、たかな、高菜、アブラナ科

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高 菜
 高菜(タカナ)はアブラナ科に属する中央アジアが原産で、オオガラシ、オオハともいいます。

葉は、深緑色、紫色などをし、大きく肉厚で、粗毛があり、また、辛味があります。

主に、西日本(特に九州地方)で栽培されています。

品種としては、紫高菜、三池高菜、筑後高菜、カツオ菜、長崎高菜、柳川高菜などがあります。

栄養としては、ビタミン類が多く、特に、ビタミンAを(190μg/100g中)、ビタミンCを(69mg/100g中)、カルシウムを(87mg/100g中)含んでいます。

ただ、漬けるとビタミンCは減少します。

調理としては、高菜漬、べっこう漬などの漬物に用います。

また、「高菜漬」を具材として炒めた「高菜チャーハン」、阿蘇名物の「高菜めし」、近畿地方の「めはりずし」、唐辛子を加えて同様に漬け込んだ「辛子高菜」、明太子を加えて漬け込んだ「明太高菜」など、漬物をベースに幅広く利用されています。

なお、高菜漬の栄養としては、ビタミンAを(300μg/100g中)、ビタミンCを(30mg/100g中)、カルシウムを(150mg/100g中)含んでいます。


【主な栄養素】 たかな 葉、生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
21 1.8 0.2 4.2 2.5
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
2,300 190 0 0.8 120
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.06 0.1 0.4 0.16 0
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
180 0.27 69
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
43 300 87 16 35

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
1.7 0.3 0.04 0.24
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。


【主な栄養素】 たかな たかな漬
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
33 2.8 0.2 7 5.2
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
3,600 300 0 1.4 220
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.07 0.14 0.5 0.1 0
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
81 0.25 30
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
2,300 450 150 20 43

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
2.1 0.4 0.09 0.22
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。



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