タイサイ |
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タイサイ(体菜、チンゲンサイ)はアブラナ科に属する漬菜の一種の1・2年生草本で、中国が原産です。
葉は肉厚で、白っぽい淡緑色をし、長さが30〜70cmぐらいです。
また、1株の葉数は12〜16枚ぐらいで、重さは150〜200gになります。
耐寒性、また、暑さにも強いため、周年栽培が行われ、50〜60日で収穫されます。
品質としては、葉の幅が広く、繊維があまり発達せず、柔らかくて厚みがあり、葉の表面に光沢があるものが良いとされています。
栄養としては、一般菜類と同じように、ビタミン類(A,C)、カルシウム、鉄、リンを比較的多く含んでいます。
調理としては、漬物、おひたし、和え物、また、汁物、炒め物などに用います。
なお、このタイサイには、別名に、タイナ、イワナ、オタマナ、匙菜、杓子菜(しゃくしな)、布袋菜(ほていな)などがあります。
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チンゲンサイ(青梗菜)は中国野菜の一つですが、その和名が「タイサイ」です。 |
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草本とは、木部があまり発達せず地上部が一年で枯れる植物を指します。 |
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周年栽培(しゅうねんさいばい)とは、季節の推移にかかわりなく、年間を通じて栽培を行うことをいいます。 |
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