タイラギ |
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タイラギはハボウキガイ科の二枚貝で、タイラガイ、エボウシガイ、タチガイなどともいいます。
東京湾以南の伊勢湾、瀬戸内海、有明海などの水深5〜15mの砂地に生息しています。
殻の長さが25〜30cm×高さが10〜13cm×幅が5cm前後の大型ですが、殻は比較的薄くできています。
また、直角三角形のような形で、表面は黒褐色、尖った方を下にして海底に立っています。
産卵期は5〜9月で、主に10月から翌年の3月にかけて漁獲されます。
栄養としては、タンパク質の量が魚肉の半分しかなく、また、他の成分も比較的少なめですが、旨味成分の一つコハク酸は(657mg/100g中)と、かなり多く含まれています。
旬は冬で、調理としては、大きな貝柱を、刺身、酢の物、すしネタ、天ぷら、鍋物、焼き物、粕漬などにしていただきます。
ただ、熱を加えると、硬くなるので一工夫必要です。
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貝 柱 |
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