スルメイカは軟体動物、頭足類、十脚目、アカイカ科に属し、北海道、本州、九州に広く分布しています。
胴が長く、鰭(ヒレ)をもち、10本の脚がありますが、このうち2本は長い蝕脚です。
なお、このスルメイカは、イカ類中、最も多く漁獲されています。
そのため、マイカ(真イカ)ともよばれています。
調理としては、刺身、イカ焼き、煮付け、天ぷらなどにしていただきます。
加工品としては、するめ(二番するめ)、塩辛、燻製、佃煮、みりん干し、いか徳利、また、肝油の原料としても利用されます。
ちなみに、「いか徳利」は、スルメイカの頭、脚、ヒレを除き、胴部を裏返しにしてから、徳利型の木枠に入れ、成形し、素干しにしたものです。
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