スモモ

食品の豆知識「スモモ」のページ

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食品の豆知識「スモモ」

　食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「スモモ」のページでは、スモモの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

スモモ、すもも、李、バラ科

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スモモ

　スモモ（李）はバラ科に属する中国原産の落葉高木（喬木）で、樹高が４～５ｍになり、白色、淡紅色、濃紅色などの花を咲かせます。

また、果実は核果で、果皮は黄色、紅色、黄白色などになります。

種類を分けると、東洋種と西洋種に大別できますが、このうち日本のものは東洋種になります。

主な産地は、山梨、長野、和歌山、山形などで、植えて３年目から結実し、３０年以上も生育します。

収穫は６月中旬から７月中旬にかけて行われます。

果肉の主成分は、ブドウ糖、果糖、ショ糖などで、全糖量は６～１４％です。

なお、このスモモは、生食のほか、乾燥プラム、ゼリー、ネクター、プラム酒などに利用します。

※	喬木（きょうぼく＝高木）とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。
※	核果（かっか）とは、外果皮は薄く、多肉・多漿質の中果皮と、厚く堅い内果皮とをもつ果実を指します。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】（生）

エネルギー（ｋｃａｌ）	タンパク質（ｇ）	脂　質（ｇ）	炭水化物（ｇ）	食物繊維（ｇ）
49	0.7	0.1	12.6	1.9
レチノール（μｇ）	β-カロテン当量（μｇ）	ビタミンD （μｇ）	ビタミンE （ｍｇ）	ビタミンK （μｇ）
0	480	0	1.3	0
ビタミンB1 （ｍｇ）	ビタミンB2 （ｍｇ）	ビタミンB6 （ｍｇ）	ビタミンB12 （μg）	葉　酸（μｇ）
0.03	0.03	0.06	0	35
ナイアシン（ｍｇ）	パントテン酸（ｍｇ）	ビタミンC （ｍｇ）
0.5	0.22	4
ナトリウム（ｍｇ）	カリウム（ｍｇ）	カルシウム（ｍｇ）	マグネシウム（ｍｇ）	リ　ン（ｍｇ）
1	220	6	7	14
鉄（ｍｇ）	亜　鉛（ｍｇ）	銅（ｍｇ）	マンガン（ｍｇ）
0.2	0.1	0.06	0.09

※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より　（可食部１００㌘あたり）
※ ビタミンＡ（レチノール当量（μｇ））＝レチノール（μｇ）＋（１／１２）×β-カロテン当量（μｇ）
※ 炭水化物＝糖質＋食物繊維
※ 食品の栄養　詳細ページ　：　スモモ

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