ソーセージは、肉類を細かくして調味し、牛、豚、羊などの腸、あるいは、その代わりとなる包装材料に詰め、乾燥、燻煙を行い、食用に便利な腸詰の形にした肉製品です。
原料には、豚肉、牛肉、羊肉、馬肉などの枝肉から、ハム、ベーコン類を採った後の肩肉、ほほ肉、可食内臓、皮、血液などを用います。
また、魚肉なども利用します。
ソーセージの種類は極めて多く、大別すると貯蔵性の低いドメスティックソーセージと、水分が少なく貯蔵性が高いドライソーセージとに分けられます。
特徴としては、原料肉も配合割合も適度に設定でき、価格、嗜好などに応じた製品が作り易いため、日本では、最も早くから普及した肉製品といえます。
調理(用途)としては、ドメスティックソーセージの場合は、香辛料が加えられ、火通ししてあるので、そのまま薄切りにして利用することができます。
また、ドライソーセージ類は、オードブル的な使い方で利用されます。
なお、一般にドメスティックソーセージには、ポークソーセージ、フランクフルトソーセージ、ウインナソーセージ、リオナソーセージ、混合ソーセージ、レバーソセージなどがあります。
一方、ドライソーセージには、サラミソーセージがあります。
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