シタビラメ |
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シタビラメ類には、アカシタビラメ(ウシノシタ科)、クロウシノシタ(ウシノシタ科)、シマウシノシタ(ツルマキ、ササウシノシタ科)、セトウシノシタ(ササウシノシタ科)などが挙げられます。
底魚ですが、暖海性のため北日本には少なく南日本で多くみられます。
体長は30cm程度で、方言の多い魚です。
東京では「シタビラメ」、佐賀では「シタビラメ、クツゾコ」、高知では「クツゾコ」、新潟では「ネズリ、ネズラ、マジリガレイ、セキダガレイ」、宮城では「ベロ」などとよんでいます。
一般に、シタビラメ類は、カレイ類に体型が似ていますが、尾びれがあまり発達していません。
ちなみに、シタビラメ類の中で、クロウシノシタ(通称シタビラメ)が、最も美味とされれています。
クロウシノシタの体の色は、眼のある方が黒みをおび、眼のない方が白色です。
なお、赤褐色のアカウシノシタ、縞模様のあるツルマキ、セトウシノシタは、クロウシノシタほど美味ではありません。
調理としては、ふつう、塩焼き、ムニエル、フライなどにしていただきますが、クロウシノシタ(通称シタビラメ)は刺身にも利用します。
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【主な栄養素】 したびらめ 生 |
エネルギー
(kcal) |
タンパク質
(g) |
脂 質
(g) |
炭水化物
(g) |
食物繊維
(g) |
96 |
19.2 |
1.6 |
Tr |
0 |
β-カロテン当量
(μg) |
レチノール活性当量
(μg [μgRAE]) |
ビタミンD
(μg) |
ビタミンE
(mg) |
ビタミンK
(μg) |
0 |
30 |
2 |
0.6 |
0 |
ビタミンB1
(mg) |
ビタミンB2
(mg) |
ナイアシン
(mg) |
ビタミンB6
(mg) |
ビタミンB12
(μg) |
0.06 |
0.14 |
3.3 |
0.2 |
2.6 |
葉 酸
(μg) |
パントテン酸
(mg) |
ビタミンC
(mg) |
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12 |
0.26 |
1 |
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ナトリウム
(mg) |
カリウム
(mg) |
カルシウム
(mg) |
マグネシウム
(mg) |
リ ン
(mg) |
140 |
310 |
36 |
31 |
160 |
鉄
(mg) |
亜 鉛
(mg) |
銅
(mg) |
マンガン
(mg) |
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0.3 |
0.5 |
0.02 |
0.02 |
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※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり) ※ 「Tr」は、微量を表す。 |
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アカシタビラメ |
クロウシノシタ(表・裏) |
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ツルマキ
(ササウシノシタ科) |
セトウシノシタ
(ササウシノシタ科) |
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