シロウリ |
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シロウリ(越瓜)はウリ科に属する匍匐性の1年生草本で、インドが原産といわれています。
果実は、毛がなく平滑で、形は円筒形、長楕円形のものが多く、長さは20〜30cm、また、果皮の色には濃緑色、白緑色、淡緑色などがあります。
主な産地としては、徳島県や千葉県などが挙げられますが、他に、愛知県、福岡県などでも栽培されています。
ちなみに、長野県須坂市沼目地区の特産「沼目白瓜」や、京都市西部の桂周辺で栽培されている京都の伝統野菜「桂白瓜」はよく知られているところです。
栄養としては、糖質を(2.1%)、また、カルシウム、ビタミンCをわずかに含んでいます。
調理としては、煮物用にもしますが、大部分は漬物(粕漬(奈良漬)、味噌漬、塩漬)に利用されます。
なお、このシロウリには、ナウリ、アサウリ、アオウリ、ツノウリなどの別名があります。
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匍匐茎(ほふくけい)とは、蔓(つる)になって地上をはい、節から根や茎を出して繁殖する茎を指します。 |
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草本とは、木部があまり発達せず地上部が一年で枯れる植物を指します。 |
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