セ リ |
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セリ(水芹)はセリ科に属するアジア原産の多年生草本で、3月の末から4月のはじめにかけて沼沢、水田、川辺などに生えますが、畑地で栽培も行われています。
栽培されたものは、葉柄が20cm程度で、やわらかく、強い香気をもっています。
栄養としては、ビタミンAを(160μg/100g中)含んでいます。
調理としては、吸い物、和え物、鍋物などに用います。
なお、このセリは、「春の七草」の一つですが、セリの他に、ナズナ、ハコベ(ハコベラ、ハコベナ)、ハハコグサ(ゴギョウ)、コオニタビラコ(ホトケノザ)、カブ(スズナ)、ダイコン(スズシロ)があります。
この七種類の草は、「古来正月に「七草粥」にして食べると万病を払う」と、言い伝えられています。
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多年生植物とは、二年以上にわたって生存する植物。 |
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草本は、茎が概して軟らかく、毎年冬になると地上部は枯死しますが、地下部が越冬し春に芽を出します。 |
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