砂糖

食品の豆知識「砂糖」のページ

食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「砂糖」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「砂糖」のページでは、砂糖の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

サトウ、さとう、砂糖

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砂 糖
 砂糖は奈良時代に渡来し、江戸時代には原料となるサトウキビ(甘蔗)が栽培されるようになりましたが、当時は、まだ生産量も少なく貴重な高級食品でした。

そして明治以降、大戦末期を除いて、消費が飛躍的に伸び、現在に至っています。

この砂糖(精製糖=白砂糖)は、製造工程の調節、精製の程度により、極めて粒の小さい「車糖(くるま糖=0.07〜0.26mm)」と、粒の大きい「双目(ざらめ)」に分けられます。

このうち「車糖」に属するものには「上白(純白色、糖度97)、中白(灰白色、糖度95)、三温(灰褐色、糖度94.6)」があります。

一方、「双目」に属するものには「上双(純白色、糖度99.9、粒度0.83〜2.40mm)、中双(黄褐色、糖度99.8、粒度0.17〜0.83mm)、グラニュー(純白色、糖度99.82、粒度0.17〜0.83mm)」があります。

他に、二次製品として、角砂糖、氷砂糖、粉糖、液糖などがあります。

用途としては、家庭で調味料として使うほかに、製菓、清涼飲料、洋酒、果実酒などに利用されます。

また、喫茶などの業務用としても利用されます。

ちなみに、砂糖以外の甘味料としては、ブドウ糖、キシリトール、ソルビトール、カラメル、ハチミツなどがあります。

白砂糖には、甜菜を原料にした甜菜糖、甘蔗を原料にした甘蔗糖があります。
甜菜(テンサイ)は、ヒユ科の二年生の植物で、別名をサトウダイコン(砂糖大根)といいます。
甘蔗(サトウキビ 砂糖黍 カンショ)はイネ科の植物で、発祥の地は、現在のニューギニア島あたりとされています。
黒砂糖(黒糖)は、サトウキビの絞り汁を煮詰めてつくる黒褐色の砂糖です。

【主な栄養素】 砂糖類 [車糖] 上白糖
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
384 0 0 99.2 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 0 0 0 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0 0 0 0 0
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0 0 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1 2 1 Tr Tr

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
Tr 0 0.01 -
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。


【主な栄養素】 砂糖類 [ざらめ糖] グラニュー糖
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
387 0 0 100 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 0 0 0 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0 0 0 0 0
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0 0 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
Tr Tr Tr 0 0

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
Tr Tr 0 -
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。



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