ササゲ |
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ササゲ(大角豆、天向豆)はマメ科に属し、アフリカが原産で、アフリカ、インド、インドネシア、中国などで栽培されています。
日本では、関東以南の暖地で栽培されていましたが、近年生産量が激減しています。
このササゲは、アズキに似た色と形の豆で、大角豆、天向豆などともいいます。
品種には、種実用、莢食用があり、また、豆の色も、種皮が白、黄、褐色など品種により違いがあります。
栄養(乾)としては、タンパク質を(23.9%)、炭水化物を(55.0%)、食物繊維を(18.4%)、葉酸を(300μg/100g中)、カリウムを(1400mg/100g中)、カルシウムを(75mg/100g中)、鉄を(5.6mg/100g中)、亜鉛を(4.9mg/100g中)含んでいます。
品質としては、実が大粒で、色沢のあるものが良いとされています。
調理としては、未成熟の莢は、野菜として、煮物にしていただきます。
一方、成熟した種実(豆)は、赤飯(小豆の代用)、餡(あん)、菓子の材料に利用します。
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