レモンはミカン科に属し、インドが原産で、冬暖かく雨の少ない地で栽培されますが、日本では冬低温になるため、良品が出来難く、わずかに栽培されている程度で、ほとんどがアメリカ(一部、チリ)からの輸入品です。
ちなみに、日本での栽培は、広島県や愛媛県などで行われています。
黄色の果実(レモン)はオレンジより小ぶりで楕円形をし、果皮は堅く、強い芳香と酸味をもっています。
注目される成分としては、有機酸のうちクエン酸が非常に多く、3〜5%も含まれています。また、糖質が少く、ビタミンCが豊富です。
このレモンは、酸味と香味が強いため果汁にして、レモネード、スカッシュなどに用いますが、サラダ、焼き魚、ムニエルなどに添えたりもします。
また、皮からレモンピールをつくることもあります。
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