ニッケイ |
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ニッケイ(肉桂)はクスノキ科に属する常緑高木(喬木)で、ニッケともいい、日本では、主に九州、沖縄地方でみることができます。
植物全体に香気をもちますが、根および根に近い樹皮には、特に強い甘味と辛味、そして優れた芳香があります。
特に、樹皮を乾燥させたものを「ニッケ、ニッケイ」とよびますが、これには、辛味と甘味と特有の芳香があり、その桂皮油を精製したものを、香辛料、薬用として利用しています。
なお、このニッケには、スリランカ(旧セイロン)産の「シナモン」と南中国やインドネシア産の「カッシア」があり、日本では、シナモンを「ケイヒ(桂皮)」、カッシアを「カッシア桂皮」とよんで区別しています。
用途としては、京都の八つ橋に代表される菓子類、また、飲み物(シナモンティー)、ソース、ケチャップなどに利用されます。
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喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。 |
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ケイヒ |
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