ナズナ

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「ナズナ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ナズナ」のページでは、ナズナの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ナズナ、なずな、薺、アブラナ科

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ナズナ
 ナズナ(薺)はアブラナ科に属する越年草本で、ペンペングサ、シャミセングサなどともいい、田、畑、道端、荒地などに自生しています。

この別名の「シャミセングサ」は、果実が三味線のバチに似ていることからつけられています。

また、このナズナは、古くは救荒食物として用いられていました。

栄養としては、タンパク質が多く、また、カルシウムを(290mg/100g中)、リンを(92mg/100g中)含んでいます。

調理としては、若葉を茹でて、おひたし、和え物、また、根を煮付けにしていただきます。

なお、このナズナは、「春の七草」の一つで、ナズナのほかは、セリ、ハコベ(ハコベラ、ハコベナ)、ハハコグサ(ゴギョウ)、コオニタビラコ(ホトケノザ)、カブ(スズナ)、ダイコン(スズシロ)です。

この七種類の草は、「古来正月に「七草粥」にして食べると万病を払う」と、いい伝えられています。

越年生植物(えつねんせいしょくぶつ)とは、発芽して開花、成熟し枯れるまで、足かけ二年に及ぶ植物を指します。
草本とは、木部があまり発達せず地上部が一年で枯れる植物の総称です。
「救荒食品」(備荒作物、救荒作物、救荒植物)とは、山野に自生する植物、また、一般の農作物が不作の時でも成育する作物、または、飢饉の際に食糧になるものをいいます。ただ、今は飽食時代ですので、あまり聞き慣れないことばになっています。


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