夏ダイダイ |
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夏ダイダイ(夏橙)はミカン科に属し、俗称を「夏ミカン」といいます。
山口県が原産で、温州ミカンに次いで重要な柑橘です。
果実は250〜300gと大きく、果肉は多汁で、強い酸味をもっています。
収穫時期はふつう5〜6月ですが、品種によっては、4〜5月上旬に収穫するものもあります。
主に、愛媛県、和歌山県、静岡県などでみられます。
注目される成分としては、酸が多く2〜4%含んでいます。
また、苦味成分のナリンギン、香気成分のオウプテン、さらに、果皮に製油、ペクチンを含んでいます。
なお、夏ダイダイは、ふつうそのまま皮を剥いでただきますが、加工品として、ジュース、ネクター、糖果、ジャム、ママレード、シロップ漬缶詰などに利用されます。
また、果皮は、製油、ペクチンの原料に利用されます。
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