モモ

食品の豆知識「モモ」のページ

食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
 食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編 トップページ > 果実類 ナ行〜 > モモ

食品の豆知識「モモ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「モモ」のページでは、モモの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

モモ、もも、桃、バラ科

*****
ー スポンサードリンク −


モ モ
 モモ(桃)はバラ科に属する落葉小高木(喬木)で、中国が原産地とされ、樹高が4m程度、淡紅白色の花を咲かせます。

現在では世界中の温帯、亜熱帯地方で栽培されていますが、日本では、山梨、福島、長野、山形、和歌山などでみられます。

その果実は核果で、苗を植えておよそ3年目より結実します。

このモモは種類、品種が非常に多く、果肉が核から離れ易い「離核種」と離れ難い「粘核種」、「生食用(早生種、中生種、晩生種)」と「加工用」、果肉の色から「白色」と「黄色」などに分けられます。

品質としては、一般に、果実の形が整い、柔らかく、多汁で、芳香をもつものが良く、加工用としては、核が除き易く、堅いものが好まれます。

主成分は、ショ糖、果糖、ブドウ糖などで、全糖量が7.6〜11.5%です。

なお、このモモは、ふつう生食にしますが、ジュース、シロップ漬缶詰、ジャムなどにも利用します。

喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。
核果(かっか)とは、外果皮は薄く、多肉・多漿質の中果皮と、厚く堅い内果皮とをもつ果実を指します。

【主な栄養素】 もも 生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
40 0.6 0.1 10.2 1.3
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
5 Tr 0 0.7 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.01 0.01 0.6 0.02 0
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
5 0.13 8
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1 180 4 7 18

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.1 0.1 0.05 0.04
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。





メニュー

*****
ー スポンサードリンク −



【索引ページ】



[PR]
ジーンズ色いろ 栄養管理&食品 病気とからだナビ 暮し生活のアイディア
病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ 呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ 皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。 当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) 食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編 All Rights Reserved