ミズダコは軟体動物、マダコ科に属し、北海道、本州沖の水深100〜500m程度のところに生息しています。
全長が3m程度、腹部は40cm程度になり、タコ類の中では最も大型です。
特に北海道で多く漁獲され、重要な水産物の一つになっています。
ただ、このミズダコは、名が示すように、身が水っぽく、味がマダコより劣ります。
産卵期は初夏です。
栄養としては、タンパク質を14〜15%、脂質を0.6%ほど含んでいますが、83%が水分です。
なお、特有の旨みの成分は「ペタイン」です。
調理としては、酢の物、すしネタ、天ぷら、おでん、煮付け、タコ飯、たこ焼きなどにしていただきます。
加工品としては、燻製、干ダコなどに利用されます。
なお、茹でたもので、特に赤いものは、人工着色料を使用しています。
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