松の実 |
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松の実(マツ科)は、朝鮮五葉松の種子のことをいいますが、この朝鮮松は、朝鮮半島の鴨緑江沿岸、中国東北部に多く、日本でも中部山岳地方に自生する常緑高木(喬木)です。
成分は、水分4.9%、タンパク質31.2%、脂肪48.4%、水溶性糖分4.3%、粗繊維4.3%、灰分4.3%です。
なお、この松の実は、炒った後、塩味をつけ、ビール、洋酒のつまみなどにしていただきます。
また、製菓の原料にも利用されます。
ちなみに、食用となる大型の種子は、朝鮮五葉松のほかに、イタリア笠松(地中海沿岸が原産)、チルゴザ松(ヒマラヤ西部の高山地帯)、ピニョン松(北米南西部)などが挙げられます。
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喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。 |
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