マルメロ |
|
|
マルメロはバラ科に属し、イラン、パキスタンが原産の樹高8mになる落葉高木(喬木)で、日本には、寛永のころ渡来したといわれています。
現在、長野県で生産されていますが、他に青森県、北海道、秋田県などで若干みられる程度です。
果実は、球形または洋ナシの形に似ていて、秋に黄色に熟して特有の香りをもち、綿毛が密生しています。
調理(用途)としては、、果肉が堅く、多くの石細胞(ザラザラ感)があるので、生食には適していませんが、芳香と苦味を利用し、また、ペクチンが多いことから、ジャム、ママレード、ゼリーなどがつくられています。
また、砂糖煮、砂糖漬、果実酒、(タネから)香料などにも利用されます。
なお、「ママレード」の名は、この果実に由来するといわれています。
|
※ |
喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|