マンゴスチン

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「マンゴスチン」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「マンゴスチン」のページでは、マンゴスチンの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

マンゴスチン、まんごすちん、フクギ科(オトギリソウ科)

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マンゴスチン
 マンゴスチンはフクギ科(オトギリソウ科)に属し、マレー半島が原産で、「果実の女王」といわれています。

樹高が8〜12mになる常緑高木(喬木)です。

果実はリンゴより小さく、球形で、未熟のうちは淡い縁色ですが、成熟すると濃紫色になります。

また、厚い果皮のなかには白色の果肉片が5〜6片あり、適度な酸味と上品な甘味をもっています。

注目される成分としては、糖が(15%)前後で、そのうち80%がショ糖です。

ほかに、有機酸を(0.5%)程度含んでいます。

なお、このマンゴスチンは、甘い液汁が多く芳香もあり、デリケートな食感を楽しむためには、生食が一番ですが、ジュース、ゼリー、缶詰に加工されることもあります。

喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。


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