マアナゴ

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食品の豆知識「マアナゴ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「マアナゴ」のページでは、マアナゴの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

マアナゴ、まあなご、穴子、アナゴ科

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マアナゴ
 マアナゴはアナゴ科の魚で、日本各地の内湾に多く生息しています。

ウナギに似た形をし、体長が60〜90cm程度になります。

また、体色が淡褐色で、体側に白点が並んでいます。

このアナゴ科に属する魚には、マアナゴ、クロアナゴ、ギンアナゴがみられますが、このうちマアナゴが、一般的で、最も美味しいといわれます。

北海道、東北、北陸、山陰では「ハモ」、東京では「ハカリメ」、南日本では「アナゴ」とよんでいます。

一年中味の良い魚で、特に夏場に旨みが増します。

調理としては、背開きにして、身の部分から焼き、八幡巻き、蒲焼き、すしネタ、また、天ぷらなどにしていただきます。

加工品としては、「焼アナゴ」が有名です。


【主な栄養素】 あなご [まあなご] 生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
161 17.3 9.3 Tr 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 500 0.4 2.3 Tr
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.05 0.14 3.2 0.1 2.3
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
9 0.86 2
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
150 370 75 23 210

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.8 0.7 0.04 0.2
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。


【主な栄養素】 あなご [まあなご] 蒸し
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
194 17.6 12.7 Tr 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 890 0.8 2.9 Tr
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.04 0.11 2.7 0.1 2.5
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
15 0.79 1
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
120 280 64 26 180

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.9 0.8 0.04 0.22
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。



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