クワイ |
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クワイ(慈姑)はオモダカ科に属する中国が原産の水生多年草で、田草、クワエ、燕尾草ともいいます。
水中に伏枝を出し、その先端が肥大して、塊茎(かいけい)「クワイ」になります。
種類としては、青クワイ、白クワイなどがありますが、日本種の青クワイは、肉質の香りが良いのが特徴です。
中国種の白クワイは、大型で徳利型をしています。
主な産地は、広島(福山市)、埼玉県、京都(京野菜の一つ)です。
調理としては、一種のホロ苦味があり、主に、煮物にしていただきますが、特に、「芽が出る」縁起の良い食物として、正月のおせち料理に利用されます。
なお、欧米では、クワイを観賞用として栽培はしますが、食用にはしません。
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多年生植物とは、二年以上にわたって生存する植物。草本では毎年冬になると地上部は枯死しますが、地下部は越冬し春に芽を出します。 |
※ |
草本とは、木部があまり発達せず地上部が一年で枯れる植物の総称です。 |
※ |
塊茎(かいけい)とは、地中にある茎の一部がデンプンなどの養分を蓄え、塊状に肥大したものをいいます。 |
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【主な栄養素】 くわい 塊茎、ゆで |
エネルギー
(kcal) |
タンパク質
(g) |
脂 質
(g) |
炭水化物
(g) |
食物繊維
(g) |
128 |
6.2 |
0.1 |
27.2 |
2.8 |
β-カロテン当量
(μg) |
レチノール活性当量
(μg [μgRAE]) |
ビタミンD
(μg) |
ビタミンE
(mg) |
ビタミンK
(μg) |
0 |
0 |
0 |
3.1 |
1 |
ビタミンB1
(mg) |
ビタミンB2
(mg) |
ナイアシン
(mg) |
ビタミンB6
(mg) |
ビタミンB12
(μg) |
0.1 |
0.06 |
1.6 |
0.3 |
0 |
葉 酸
(μg) |
パントテン酸
(mg) |
ビタミンC
(mg) |
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120 |
0.75 |
0 |
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ナトリウム
(mg) |
カリウム
(mg) |
カルシウム
(mg) |
マグネシウム
(mg) |
リ ン
(mg) |
3 |
550 |
5 |
32 |
140 |
鉄
(mg) |
亜 鉛
(mg) |
銅
(mg) |
マンガン
(mg) |
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0.8 |
2.1 |
0.59 |
0.12 |
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※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり) ※ 「Tr」は、微量を表す。 |
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