車エビ

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「車エビ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「車エビ」のページでは、車エビの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

クルマエビ、くるまえび、車海老、クルマエビ科

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車エビ
 車エビはクルマエビ科のエビで、体色は生息する場所により多少異なりますが、青灰色または淡褐色の地に濃い横縞があります。

北海道南部以南、特に関東以南の内湾の砂泥地でみられます。

もちろん、養殖も盛んに行われています。

夜行性で、昼は砂泥の中に潜り、夜になると遊泳しながら貝類やゴカイなどを捕食します。

なお、クルマエビ(天然もの)の旬は晩秋から冬で、一般に、エビ類の中では、最も美味しいといわれています。

調理としては、大型のものを、活作り、すしネタ、天ぷら、フライ、塩焼き、塩茹でなどにしていただきます。

また、小型のもの(才巻き)は、天ぷら、塩茹で、カクテルなどに利用します。

エビの栄養について
車海老の養殖発祥地は、山口県山口市秋穂地域です。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら
(あまえび、いせえび、くるまえび、大正えび)

【主な栄養素】(クルマエビ・養殖−生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
97 21.6 0.6 0 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 49 0 1.8 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.11 0.06 0.12 1.9 23
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
3.8 1.11 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
170 430 41 46 310

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.5 1.4 0.42 0.02
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : エビ



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