クロマグロはサバ科の魚で、単に「マグロ」とよぶ場合が多いようです。
また、東京では「ホンマグロ」、宮崎では「ゴトウシビ」などともよんでいます。
体長が2.5m、体重が400kg程度になるものもいます。
体の背中側は青黒色で、腹側は銀白色をしています。
一般に、マグロ類は南の海を好みますが、このクロマグロは、暖流にのって夏場は北海道の南岸にまで達します。
身が赤く、マグロ類の中で、最も美味とされています。
冬が旬で、体に脂がのり、特に「トロ」とよばれる腹側の身は40%の脂を含んでいます。
調理としては、刺身、すしネタ、山かけ、中落ちをネギマに、ほかにも、汁物、照り焼き、塩焼き、味噌漬けなどにしていただきます。
ちなみに、この場合の「中落ち」とは、三枚におろしたときの骨と骨の間に付着している身を指します。
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