クラゲ

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食品の豆知識「クラゲ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「クラゲ」のページでは、クラゲの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

クラゲ、くらげ、水母、海月

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クラゲ
 クラゲ(腔腸動物(こうちょうどうぶつ))とよばれるものには多くの種類がみられますが、有機物含量が1〜2%のため、食用として利用されるものは少なく、わずかにビゼンクラゲ(備前水母)とエチゼンクラゲ(越前水母)が挙げられる程度です。

ビゼンクラゲは傘の直径が20〜50cm程度で、本州中部から九州の太平洋岸でみられます。

一方、エチゼンクラゲは傘の直径が1m前後、重さが100〜150s程度になり、主に日本海に分布しています。

栄養は、ほとんどなく、水分が95%を占めます。

調理(用途)としては、水でもどして千切りにし、酢味噌和えにしていただきます。

また、中華料理の前菜として利用します。

なお、クラゲには有毒な刺胞をもつものがみられ、漁業者はもちろん、一般のレジャーを楽しむ人も嫌います。

特に、エチゼンクラゲは、漁業に大打撃を与える厄介者です。


【主な栄養素】 くらげ 塩蔵、塩抜き
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
22 5.2 0.1 Tr 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 0 0 0 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
Tr 0.01 0 0 0.2
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
3 0 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
110 1 2 4 26

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.3 Tr 0.06 Tr
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。


塩クラゲ

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