ク コ |
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クコはナス科に属する落葉小低木(灌木)で、キホオズキともいい、原野、水辺、海浜などに自生していますが、庭や垣根などでも栽培されています。
原産地は、日本、台湾、中国で、秋から冬にかけて、赤い楕円形で小粒の食用にもなる実をつけます。
栄養としては、タンパク質、脂質、糖質を含んでいます。
また、果実中には、ペタイン(旨味の成分)を含んでいます。
調理としては、若芽、若葉を茹でて、おひたし、和え物、天ぷら、煮付け、汁物、クコ飯などにしていただきます。
なお、果実を半乾き程度で、焼酎に漬け「クコ酒」をつくることがありますが、これには、強壮作用があるといわれています。
また、葉や根皮を乾燥させた生薬「地骨皮(じこつび)」は解熱作用があるといわれ、茶にすると健康にも良いといわれています。
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灌木(かんぼく=低木)とは、通常、ヒトの身長以下の高さの樹木を指します。主幹と枝との区別がはっきりせず、多くが根もとから多くの枝に分かれています。 |
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