ココヤシ |
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ココヤシはヤシ科に属し、熱帯に広く分布する高木(喬木)です。
果実の大きさは、直径が20〜30cm、中果皮が厚さ4〜5cmの繊維状、内果皮は厚さ1cm程度の核になっています。
食用にできる部分は、核の仁、胚乳ですが、緑色をした未熟果実は、胚乳部が白濁した400〜500mlある液状で、甘味が強くココナッツミルクとして飲用します。
一方、淡黄褐色をした完熟果実は、胚乳が白く固化していますので、スプーンなどですくって食べるか、あるいは、乾燥して「コプラ」にします。
なお、この「コプラ」は、そのまま刻んでカレー料理に用いたり、また油を絞ってヤシ油としマーガリンの原料に利用します。
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喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。 |
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