コーヒー

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「コーヒー」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「コーヒー」のページでは、コーヒーの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

コーヒー、こーひー、珈琲

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コーヒー
 コーヒー(珈琲)は、アカネ科コーヒーノキ属の植物から採ったマメ(種子)の実を乾燥し、炒って粉末にしたものを飲料にしたものです。

コーヒーの原産地は、エチオピアとその隣接地といわれ、現在では、赤道を中心に南北25度の熱帯、亜熱帯で栽培されています。

種類としては、エチオピア原産のアラビカ種(グラジリアン)、コンゴ原産のロブスタ種、アフリカ西海岸地方原産のリベリカ種などがあります。

主な品種には、コロンビア、キリマンジャロ、サルバドール、ブルーマウンテン、モカ、ジャワ、ブラジル、ハワイコナ、アンゴラ、コンゴ、ウガンダ、メキシコ、コスタリカ、ホンジュラスなどあります。

また、これらを風味で分けると、甘味のあるもの、酸味の強いもの、酸味の弱いもの、苦味の強いもの、香気の強いものなどになります。

なお、コーヒーの粉粒には、レギュラー(粗挽き)、ドリップ(中間挽き)、ファイン(細挽き)がありますが、これとは別に、コーヒーの浸出液を噴霧乾燥あるいは凍結乾燥させたインスタントコーヒがよく利用されています。

飲み方としては、ストレートあるいはブレンドしてそれぞれの風味を味わいますが、入れ方としては、湯の温度を93℃±3℃にして、抽出時間を、ファインが「1〜3分」、ドリップが「4〜6分」、レギュラーが「6〜8分」が良いとされています。


「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(インスタント)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
288 14.7 0.3 56.5 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 0 0 0.2 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.02 0.14 0.01 0.1 8
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
47 0 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
32 3600 140 410 350

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
3 0.4 0.03 1.9
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : コーヒー





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