コーヒー(珈琲)は、アカネ科コーヒーノキ属の植物から採ったマメ(種子)の実を乾燥し、炒って粉末にしたものを飲料にしたものです。
コーヒーの原産地は、エチオピアとその隣接地といわれ、現在では、赤道を中心に南北25度の熱帯、亜熱帯で栽培されています。
種類としては、エチオピア原産のアラビカ種(グラジリアン)、コンゴ原産のロブスタ種、アフリカ西海岸地方原産のリベリカ種などがあります。
主な品種には、コロンビア、キリマンジャロ、サルバドール、ブルーマウンテン、モカ、ジャワ、ブラジル、ハワイコナ、アンゴラ、コンゴ、ウガンダ、メキシコ、コスタリカ、ホンジュラスなどあります。
また、これらを風味で分けると、甘味のあるもの、酸味の強いもの、酸味の弱いもの、苦味の強いもの、香気の強いものなどになります。
なお、コーヒーの粉粒には、レギュラー(粗挽き)、ドリップ(中間挽き)、ファイン(細挽き)がありますが、これとは別に、コーヒーの浸出液を噴霧乾燥あるいは凍結乾燥させたインスタントコーヒがよく利用されています。
飲み方としては、ストレートあるいはブレンドしてそれぞれの風味を味わいますが、入れ方としては、湯の温度を93℃±3℃にして、抽出時間を、ファインが「1〜3分」、ドリップが「4〜6分」、レギュラーが「6〜8分」が良いとされています。
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