キチヌ

食品の豆知識「キチヌ」のページ

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食品の豆知識「キチヌ」

　食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「キチヌ」のページでは、キチヌの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

キチヌ、きちぬ、タイ科

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キチヌ

　キチヌはタイ科に属する魚で、北海道南部以南に分布し、体長は３０ｃｍ程度になります。

体色が灰色または黒色のため、いわゆる「赤ダイ」に対して、「黒ダイ」とよばれています。

また、キチヌは別名「キビレ」ともいいますが、これはひれが黄みをおびていることから、この呼び名がつけられています。

味は比較的美味とされ、刺身、塩焼き、煮付け、ムニエル、酒蒸し、汁物、鍋物などにしていただきます。

なお、このキチヌのことを、大阪では「チヌ、キビレ」、和歌山では「シラタイ」などとよんでいます。

※	タイの栄養について

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