キンカン |
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キンカン(金柑)はミカン科に属し、中国が原産で、カリフォルニア、西インド諸島、ヨーロッパで広く栽培されている柑橘です。
日本では、宮崎県がもっとも多く、他に鹿児島県、熊本県などでもみられます。
ミカンに似て高さが2m程度になり、その果実は冬に成熟し翌春まで落ちません。
果実は10〜13gと小さく、果肉に強い酸味、果皮に甘味と強い芳香があります。
収穫期は12月から翌年の1月から2月にかけてです。
注目される成分としては、果皮に、ビタミンAを(130μg/100c中)、ビタミンCを(49mg/100c中)、カルシウムを(80mg/100c中)含んでいます。
なお、このキンカンは、ふつう皮ごとそのままいただきますが、フルーツサラダなどに添えたりすることもあります。
加工品としては、砂糖漬、密漬缶詰などに用います。
また、鉢植えにして、観賞用にも利用されます。
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