きくらげ |
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きくらげ(木耳)はキクラゲ科に属し、夏から秋にかけて、「桑(くわ)、楢(なら)、椎(しい)、樫(かし)」などの枯れた木に群生します。
種類としては、きくらげ(黒きくらげ)、あらげきくらげ、(白きくらげ(=白キクラゲ科))がありますが、いずれも、3〜6cmの耳たぶ状の菌傘(きんさん)が、多数癒着し塊となっています。
また、肉は寒天質ですが、乾燥すると皮革状になります。
培養は、シイタケと同じように、原木(ほだ木)に植え付け、日陰に寝かせ半年程度をかけて発茸させます。発茸後、約20日で完熟します。
栄養としては、ビタミンD、カルシウム、鉄分、食物繊維を豊富に含んでいます。
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ビタミンDを(440μg/100g中)、カルシウムを(310mg/100g中)、鉄を(35.2mg/100g中)、食物繊維を(57.4%)含んでいます。 |
調理としては、コリコリとした歯ごたえがあり、乾燥品を水でもどして、主に中華料理に用いますが、和え物、煮物、漬物(酢漬、粕漬)などにも利用されることがあります。
ちなみに、黄色の「きくらげ」は、有毒だといわれています。
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菌傘(きんさん)とは、きのこの傘(かさ)の部分です。 |
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