き び |
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きび(黍)はイネ科に属する一年草で、日本へは、粟より遅れて、弥生時代に中国から伝えられたとされています。
現在、インド、中国、アフリカなどで多く栽培されていますが、日本では、わずかです。
主な産地としては、岩手県、長崎県、長野県などです。
主成分(精白粒)はデンプンで、タンパク質を(10.6%)含んでいます。
なお、このきび(黍)は、五穀の一つとされ、「ウルチ」と「モチ」の種別があります。
用途としては、米と炊き合わせたり、また、製粉して製菓(吉備団子、餅、飴)の原料に利用されますが、多くは動物の飼料として使われます。
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