カワハギ |
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カワハギはカワハギ科の魚で、太平洋側では茨城、日本海側では山形以南の深さ10〜30m前後の岩礁のある海底に生息しています。
体長が30cm程度になり、体の色はいくぶん青味をおびていますが灰色で、平たく菱形をし、口が突き出ています。カワハギ類の中で最も一般的です。
また、同科で、他にウマズラハギ、ウスバハギがいますが、ウマズラハギは、北海道以南の沿岸に分布し、カワハギとほぼ同じ大きさです。
一方、ウスバハギは、日本の中部以南に分布し、カワハギの2倍程度の大きさです。
ちなみに、この「カワハギ」の名は、皮が硬いため、まず最初に皮をはいでから調理をすることから、このようにつけられています。
品質としては、弾力があり、腹わたの露出していないものが良く、2〜5月が旬で、刺身、酢味噌和え、汁物、煮付け、ちり鍋などにしていただきます。
肝臓も味噌汁の具として用います。
なお、一般的に、カワハギとウマズラハギを比較した場合、カワハギの方が美味とされています。
また、ウスバハギは、上等料理の材料に利用されます。
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